グランドキャニオンVIPツアーに参加してみた・豪華リムジン・ヘリコプター・シャンパン付き
私自身今回は記念すべき(?)10回目のラスベガス訪問だったわけですが、実はラスベガスと言えば定番のグランドキャニオンツアーにはこれまで行ったことがなかったんです。
「そんなに何度も行っててなぜ?」とよく聞かれるんですが、興味がないというよりはカジノ含めて毎回予定がいっぱいで、グランドキャニオンまで時間がまわらなったという感じですかね。
ただ今回は初参加の連れがグランドキャニオンにどうしても行ってみたいという事で、あらかじめプランに組み込んでおくことにしました。
しかしながらですが、3人のうちもう1人の友人がまったくグランドキャニオンには興味がなく「カジノ一本希望!!」という風に意見が対立しまして、どうしたもんかと考えていたんですが、最終的に「費用は高くても良いから短時間で終わらせるなら」という折衷案で折り合いまして、今回はなんとヘリコプターで往復することにしました。
ラスベガスからグランドキャニオンへのツアーはセスナかバスが基本なんですが、その両方とも移動に時間が長くかかるんです。
セスナは搭乗時間は短いものの、ラスベガスから郊外の空港まで片道1時間ほどかかるうえに搭乗手続きにも時間がかかるということで、バスとどちらにしても1日仕事になるんです。
一方ヘリコプターのツアーはラスベガスの中心地からすぐのマッカラン空港のVIP/EXECUTIVEターミナルを使いますので、我々が泊まっていたマリオットからはものの10分ほどで到着します。
ヘリコプターが片道45分ずつで現地滞在30分とほぼ午前中のみで終了できるという素晴らしい時短プランなんです。
さすがにヘリコプタープランはバスやセスナよりお値段が張りますので全工程VIPツアーです。
ホテルにはリムジンで迎えに来ますし、少人数ですからヘリコプターへの搭乗手続きもスムーズなうえ搭乗まではラウンジで待機です。
特にセキュリティーチェックもなくラウンジで簡単な説明を受けたらいよいよ搭乗開始です。
乗ってわかったんですが、飛行機と違ってヘリコプターはホバリングや低空飛行も出来ますし、グランドキャニオンの岩壁の間近まで近寄れますので、迫力も満点です。
行きの途中にはフーバーダムを空から見られたり、グランドキャニオンの歴史について日本語での案内もありますので、飽きることはありませんでした。
現地ではグランドキャニオンの谷底にヘリが着陸して、シャンパンとランチをいただきます。
ここはセスナやバスでは降りられない、ヘリコプター専用の場所ですので、当然何もないんですがなんだか特別感があります。
都会で生活していると、音がまったくない環境が新鮮でグランドキャニオンの絶景と共に堪能出来ました。
ここでは滞在わずか30分でしたので、もうちょっと時間が欲しかったくらいですね。
帰りは行きとは別ルートでストリップ上空を回って空港へ戻ってくれますので、飽きることなく飛行機とは違う素晴らしい空の旅となりました。
ヘリコプターのパイロットも安全運転のナイスガイでしたのでチップを渡してグッバイしました。
帰りももちろんリムジンでホテルまで届けてもらい時間通りに終了です。
今回はこの工程で約500ドルですから、55000円くらいでした。
約3時間で55000円を高いとみるか安いとみるかは人それぞれだと思いますが、時間節約という観点から考えると個人的にはありかなと思いました。
日本で往復1時間半もヘリコプターに乗ればこんな金額じゃ済まないでしょうし、ラスベガスで良く見かけるVIPリムジンも体験出来たので良い経験でした。
ちなみに客層はやはりシニアが中心ですかね。
同じヘリに乗ったのもドイツからの60歳くらいの夫婦でしたし、あまり体力に自信はないけどお金はあるというシニアがメインのようです。
若い人はお金を節約でバスで十分かもしれませんが、我々のような時短派にはヘリコプターが良いですね。
私が使ったのは下記のツアーですが、申し込み後のやりとりや変更も日本語で可能ですし、すべて時間もきっちりで全スタッフの対応も良かったです。
なんせアメリカのサービス業はどこも態度悪いですからね。
ここのスタッフは全員がナイスガイでした。
グランドキャニオンのツアーはいろいろありますので、金額含めてツアー会社色々探して一番合うプランを選ぶと良いかなと思います。
我々も結構色々探しましたから。
ラスベガス旅行の続きになりましたが、またマイル情報も更新します。
では今日はこのあたりで。