2018年4月からの燃油サーチャージが再値上げの可能性
今日もあまりうれしくないブログ内容になってしまいますね。
1か月ほど前ですが今年2月からの燃油サーチャージが値上がり濃厚という記事を書きまして、その通り値上げとなってしまったわけですが、2か月後の4月からさらに値上げの可能性が出てきました。
下の表はJALのものですがANAも同じ金額ですので同様と考えて、2018年2月からはゾーンCが確定しています。
現在のところ原油価格は上昇傾向、円相場はほぼ110円ー115円あたりで固定という事になりまして、さらなる原油価格の上昇も見込まれています。
4月からの燃油サーチャージは2017年12月1日から2018年1月31日までのシンガポールケロシン 平均価格で決定されますが、1月も同じような値動きが続くとゾーンDまで上がる可能性が高くなってきました。
ゾーンDまで行くと欧州・北米路線往復で28000円でそこに税金・空港利用料金などがかかってきますので合計約4万円以上・イギリスなど税金の高い国にCクラス以上で行けば5万~6万円越えになってくるので、特典航空券としても痛い出費になりますね。
過去を振り返るとちょうどリーマンショック直前、金融バブル頂点のタイミングで燃油サーチャージの過去最高を記録しています。
そのときの欧州・北米路線の燃油サーチャージは、なんと往復66,000円。
今とはドル建てと円建てで計算が異なるので同一ではサーチャージのゾーンを計算出来ませんが、そのときのケロシンの平均価格は163USドルで、現在の倍以上の価格でした。
アメリカのシェールオイル革命などがあって時代が違いますので、さすがにそこまでの値上がりは想定されませんが、北米の大寒波など異常気象も続いていますので、この冬を越すまでは原油価格の下落の可能性は低いでしょう。
そういうわけでは、前回に引き続きですが2018年GW,夏休み・2019年の年末年始を海外で過ごす予定の方は早めの発券をお勧めします。
あとはアメリカ系の航空会社は燃油サーチャージ不要という所が多いので、優先的に使うと良いかもしれません。
いずれにしましても、燃油サーチャージだけは値上がりしても我々マイラーには何の得もありませんので、今のうちに早めの対策を立てましょう。
今月末までならギリギリセーフです。
ではでは今日はこのあたりで。