20年近く前の話ですが・・・。格安航空券で謎のVIP待遇・インボラアップグレードとラウンジ利用etc
今日はちょっといまだに理由がわからない過去の不思議な体験談を書いてみたいと思います。
私は初めての海外旅行から数えると40か国ほど訪問しています。
中にはラスベガスやシンガポールのように10回以上行っている国もあるので、回数だけで言うと相当海外へ足を運んだもんです。
初めて行った海外がサイパン、次に韓国、そして3回目がサッカーワールドカップのツアーが懸賞で当たって人生最初で最後(今のところ)の団体旅行となったフランス。
そして4回目が今回お話するアメリカなんです。
1999年2月の話ですので20年近く前の話ですが、友人がニューヨークに住んでいまして、その友人宅を訪問するという目的で関空からサンフランシスコ経由のユナイテッド航空でニューヨークへ向かいました。
今ではどうかわかりませんが、当時の格安航空券ではバンクーバーもしくはメキシコシティの往復を付けても金額は変わらないというのがありまして、せっかくならとニューヨークへ行く前にバンクーバーへ数日行くことにしたんです。
理由はただ単にメキシコシティは行くのが怖かったというだけなんですけどね。
国際線の乗り継ぎは初めてでしたので、多少不安はありましたが、好奇心は旺盛でしたから、ドキドキしながらも期待に胸を膨らませてサンフランシスコへ向かったのを覚えています。
サンフランシスコへ到着してゲートを出てみるとなぜか私の名前のボードを持った女性が立っているではありませんか。
声をかけてみると「私についていらっしゃい」とどこかへ連れていかれるようです。
私は「ほー、国際線の乗り継ぎというのは係員が迎えに来てくれるもんなんだなー」と
感心していると、ある部屋に通されました。
今から思うと「ラウンジ」なるところです。
「あなたはここで待っていてね、ドリンクとスナックやフルーツも自由に食べて良いわよ」
「時間になったら私が迎えに来るから、ここで待っていてね」
と言い残し女性はどこかへ去っていきました。
「へー、海外の乗り継ぎとなるとこういう待合室で待つものなのか」 とまたもや関心しながらアメリカのテレビをぼーっと眺めていました。
小さなラウンジで乗客はほとんどいなかったように記憶しています。
ドリンクを飲もうかと思いましたが、自由にと言われたものの、私にはそれが有料なのか無料なのか誰かに声を掛けないといけないものなのか、勝手に飲み食いして良いものなのかもわからなったので、とりあえず水だけで1時間半ほどそのラウンジで座って待っていました。
搭乗までの時間も迫ってきたので、どうしたものかと思案していると、先ほどの女性がやってきて「さあ時間になったから私について来てちょうだい」
と促され、搭乗ゲートへ2人で向かいました。
そこにはすでに長蛇の列が出来ていましたが、その列を尻目に私を最優先で搭乗させてくれるではありませんか。
「はっはーん、国際線の乗り継ぎ客ってのは搭乗するのも最優先で乗せてくれるもんなんだな」などと感心しながら機内に乗り込むと、誰も乗客のいないまさしく1番乗りだったんです。
と、まあ今から思うと謎のVIP待遇で私を勘違いさせるには十分な対応をしてくれたユナイテッド航空だったわけなんです。
昨今話題になっているユナイテッド航空とは天と地ほどの差を感じるほどの神対応ですよね。
もちろん航空券は格安のエコノミークラス。
当時はネットは今ほど普及していませんでしたので、エイビーロードという雑誌を買ってきて一番安い旅行会社で航空券を手配したんです。
ですので、当時は知りませんでしたが、今から考えると当然予約クラスは一番下に近いクラスだったでしょう。
年齢もすでに22歳ほどでしたので、係員の補助が必要な年齢でもなかっただろうにと思うと、本当に不思議な体験でした。
さらに帰国時はサンフランシスコから関空までビジネスクラスに無償アップグレードされ、「これが噂のビジネスクラスかー、このシートだと熟睡出来そうだぞ」と思いつつも興奮してほとんど眠れなかったというおまけまでつきました。
あれから18年以上経って、様々な国や空港で乗り継ぎもしましたが、
①なぜゲートで私をUAのスタッフが私を待っていたのか?
②なぜラウンジで私を待たせたのか?
③なぜ搭乗口まで誘導して私を最優先で搭乗させたのか?
④なぜ最下層であろう格安チケットの私をビジネスクラスにインボラアップグレードさせたのか?
いまだに解明できない謎だらけの旅があったのを先日ふと思い出したので、備忘録も兼ねて書いてみました。
サンフランシスコで入国審査をしたはずなんですが、そのあたりもまったく記憶にないのも不思議なところなんですよね。
若き日に見たアメリカの様々な景色を正直あまり覚えてはいませんが、今となっては絶対に感じることのできないピュアな体験は、心のどこかに宝物としてしまっておきたいなと感じた次第です。
19年経ってすっかり中年親父になってしまった私は「あー、あの頃に戻ってみたいなー」なんて愚痴っている今夜でした。
ではでは今日はこのあたりで。