JALがホノルル線にファーストクラス導入・ANAは香港線でフルフラットビジネス・デルタが個室型ビジネス就航へ
夏休みも終盤のこの時期になると各社秋から年末に向けて色々テコ入れを行っているようですね。
特に最近はリゾート路線の新型機材就航が目立ちます。
値段ではLCCに勝てないのでインバウンド含めての富裕層狙いということでしょうか。
そうなってくるとマイル利用の価値も上がるんですが、いかんせんマイルもインフレ傾向ですので、今まで以上のスピードでマイルを貯めて行かないと特典航空券はゲット出来なくなりますね。
JALが羽田―ホノルルにファーストクラス導入
まずはJALです。年末年始限定ではありますが、羽田ーホノルル線で「SKY SUITE」仕様のボーイング777-300ER型機に変更してファーストクラスが導入されます。
年末年始のハワイは金持ちがこぞって行きますからね。
もう完全な富裕層狙いということでしょう。
私も今年家族でハワイ行きましたが物価高いなーと正直思いましたもん。
東南アジアのリゾートや日本の物価に慣れて欧米行くと驚きますね。
軽くパンケーキとジュース飲んでチップ入れたら5000円くらいみたいな感じですから。肌感覚では日本の2倍くらいという感じでした。
日本人からしたら「えっ、これだけでこの値段?」っていう感覚ですから欧米から日本に来た人は逆に「こんな値段でいいの?」っていう驚きだと思いますよ。
8月29日から発売開始のようですが、果たして特典航空券の開放はあるんでしょうか。
わずか8席ですから特典航空券は期待薄ですが、一応ファーストクラスで往復10万マイルという設定がありますから、年末年始にハワイへ行きたい人はチェックしてみてください。
12月28日から2017年1月8日までの期間限定です。
ANAが羽田〜香港線でボーイング787-9導入でビジネスクラスがフルフラット
ANAの方ですが、こちらは香港線に新型機材導入です。
ボーイング787-9のスタッガードビジネスです。わずか4時間程度ではありますがこのビジネスはうれしいですよね。
香港線はキャセイも機材は当たり外れが大きいですし、ビジネスで行けるならANAのスタッガードが今のところ一番快適かもしません。
8月22日からすでに導入されていますので、香港に行かれる方はぜひ新型で。
これも日本と香港の富裕層狙いですかね。
関空のボロビジネスもなんとかしれくれないかなー。
まあ当分香港は行かないですけど。
デルタ航空が全室個室タイプのビジネスクラス導入へ
こちらはデルタですが、次世代のビジネスクラスはこれがスタンダードになるんでしょうか。
ビジネスクラスの各座席にスライド式ドアを設置したタイプのビジネスクラスです。
エアバス350型機でアジアへ就航予定ということですから、来年あたり日本路線へ就航もありそうですね。
画像を見た限りではかなり良さそうな雰囲気です。
これまでスライド式ドアを設置したタイプはファーストクラスではありましたが、ビジネスクラスでは初めてらしいです。
デルタはご存知の通りサービスにはまったく期待できません。
というか日本人の考えるサービスとアメリカ人のサービスの違いと言うんですかね、ホスピタリティを感じる事ができません。
ただ飛行機では寝てるだけだし座席さえ良ければ最高と言う考えの人にはこの座席はアメリカ路線では最も快適なビジネスになるかもしれません。
かくいう私もたいしてもサービスには期待しないほうなので、これは乗ってみたいかもです。
しかしビジネスクラスの進化は早いですね。
私が初めて乗ったビジネスは20年ほど前ですが、その時はフルフラットなど夢のまた夢でただ座席が広いだけのいわゆる斜めフラットで、しかも前の座席が倒れてきましたからね。それでも初めてビジネスに乗った時は興奮したもんです。
それがシェルタイプのフルフラットが当たり前になり、全席通路の独立型フルフラットが普通になり、次はドアまでついちゃいますか。
ただこうなってくるとファーストクラスとの差別化が難しくなりそうなんで、ファーストクラスも今後どうなっていくんだろって感じです。
とりあえず今日はこのあたりで。