いよいよアメリカからキューバ直行便が復活です
アメリカとキューバの電撃的な国交回復に伴いアメリカーキューバ間の定期直行便がいよいよ54年ぶりに復活です。
早ければ9月頃から運航開始ということですので、もうまもなくですね。
アメリカからわずか378キロ。たった1時間の距離ですが、54年間国交がなく閉ざされ続けた両国でした。
これまでは日本からキューバへ行くにはカナダかメキシコ経由で行くのが一般的でしたが、便数も少なく乗り継ぎに時間を要するなどして、短期の旅行者が気軽に訪れるのは難しい国でした。
しかし今回キューバの首都ハバナ行きだけでもアメリカ8都市から1日20便が飛ぶことになりますので、日本人にも1度の乗り継ぎでキューバへ行けるようになります。
日本から直行便のある都市だとロサンゼルス、ニューヨーク、アトランタ、ヒューストンでの乗り継ぎが可能になります。
デルタ航空がニューヨークとアトランタから、ユナイテッド航空がニューヨーク・ヒューストンから、アラスカ航空がロサンゼルスからとなります。
アメリカン航空はマイアミからですので日本からの直行便はありません。
日本からだとニューヨーク乗り継ぎが一番楽ですかね。
ニューヨークからハバナまで2100キロ約3時間で到着です。
アメリカからはハバナを除く9つの空港も合わせると1日最大90便出るという事ですから、1便約150人としても15000人近くのアメリカ人が毎日キューバへ観光やビジネスに訪れる事になります。
日本から気軽に行けるようになるのはありがたいんですが、そうなると当然ホテルやレストラン・レンタカーなどへ様々な外資系企業が進出するでしょうから、古き良き時代のキューバを楽しむということは、もう事実上無理なんでしょうね。
あと10年もすれば、他のカリブの国々同様アメリカの保養地のようになってしまうんでしょうか。
出来れば社会主義の一匹狼を貫いてた頃のキューバを見ておきたかったなと今更ながら思ってしまいます。
10年以上前から興味のある国だったんですが、残念ながらその機会は訪れませんでした。
来年のGWにアメリカ方面に旅行へ行く予定もありますので、うまく乗り継ぎが出来ればキューバも選択肢に入っています。
アメリカ方面は毎回ラスベガスばかりですので、今回は久々にガチの観光をしてみようかなと思っています。
今後はマイルでいかにしてキューバに行くかという事も検討したいと思いますので、また面白ルートがあれば紹介したいと思います。
では今日はこのあたりで。