和歌山ラーメン食べてきました・4つの和歌山独特のラーメンシステム
今日は久々に実家へ帰っていましたので、和歌山ラーメン食べてきました。
ご存知の方もいると思いますが、和歌山はラーメンですごい有名なんです。
和歌山の食べログを検索すると上位のほうはラーメンで埋め尽くされるくらいです。
ちなみに全国で最も一人当たりの牛肉の消費量が多いのも和歌山市なんです。
牛肉とラーメンをこよなく愛するのが和歌山という街です。
そんな和歌山のお勧めのラーメンを紹介したいと思います。
今日行ったのは正善というお店ですが、私は和歌山ではここが一番お勧めです。
地元出身の私が推薦するお店ですので間違いありませんよ。
和歌山ラーメン独特の豚骨醤油系でこってり系なんですが、細麺に絡んで後味に豚骨醤油のうまみが広がります。
ちなみに私が和歌山にいたときは、そのシステムが独特だと気づきませんでしたが、和歌山ラーメン屋には4つほど独特のシステムがあります。
それを今回はご紹介します。
①和歌山ではラーメンと呼ばずに中華そばと呼ぶ。
和歌山ではラーメンのことをラーメンと呼ばずに中華そばもしくは略して中華と呼びます。
もちろんラーメンでも通じますが、口の悪い店主にラーメンくださいって注文すると、「うちにラーメンはおいてないで」と怒られるという都市伝説もあります。
②レンゲは使いません
和歌山のラーメン屋ではレンゲはついてきません。
ですので、器から直にスープを飲むのが流儀です。
最近は和歌山ラーメンも有名になって県外からもたくさんお客さんが来ますので、レンゲを置いてる店も多いようですが、別途レンゲを頼まないと出てきません。
③ラーメンにはお寿司を付け合わせて食べます。
和歌山ではラーメンとお寿司を一緒に食べる習慣があります。
お寿司といっても基本バッテラのようなサバ系のお寿司か巻き寿司になります。
和歌山ってラーメンの麺が細いので、1人前が少ないんですね。
しかも替え麺っていうシステムもないので、物足りなさを補うシステムなのかなーと理解しています。
ちなみに正善では大盛りで麺2人前ですが、それで男性ならちょうど良いくらいだと思いますので、ラーメン好きの男性の方は大盛りを頼んでください。
ちなみに「特盛り」というのはチャーシューが多いということになります。
④清算は自己申告です。
これも和歌山独特ですが、清算はお店の人に「中華と大盛りと寿司2つ」といった具合にお店の人にこちらから自己申告しにいきます。
ゆで卵も置いてるんですが、正直寿司やゆで卵とか、誰が何人前食べたかなんてお店の人は把握してないんです。
ラーメンだって全員が何を注文したかなんて恐らく覚えていません。
でもそれをごまかす人なんていないっていう、性善説に基づいたシステムなんです。
都会に多いような、食券を買ってテーブルに置くだけみたいな、流れ作業のさみしいシステムではありません。大阪でも混雑してる店はそういうところが多いんです。
田舎だからこそ通用するほっこりするシステムなのかもしれませんね。
ラーメン食べたくなりませんか?
和歌山ラーメンは本当においしいのでぜひ食べに来てください。