JAL・ANAの欧米路線の特典航空券は地方在住者には不利になっています
昨日のブログでANAは355日前から予約可能と書きました。
来年のGWの4月29日からですと5月9日からANAは予約可能ということです。
ただこれはあくまでANAの予約開始日になりまして、例えばANAマイルを使ってのユナイテッド航空の予約は336日前からとなります。
私のように乗り継ぎでラスベガスに行こうと思うと、355日前にはユナイテッドのアメリカ国内線は取れないので自腹で支払うということになります。
そこはやむ得ないとして、実は国際線から国内線乗継も同じような現象が起こってしまいます。
と言うのも、欧米からの国際線は例外なく搭乗日の翌日が日本着になるんですね。
ということは、復路の成田もしくは羽田から地方への乗継便を取ろうと思えば5月9日には予約が出来ず、翌日の5月10日まで予約を待たなければなりません。
翌日の5月10日に国際線部分の往復4月29日を予約すると復路4月30日の国内線部分が予約可能になるので、それで取ればいいのですが繁忙期になると国際線予約の24時間の出遅れは致命的になりますね。
ちなみに国際線の復路も当然355日前から予約が開始となりますので、5月7日戻りの場合は5月17日からの予約開始となりますが、その時点で往路の4月29日の便が余っているはずもないので、当然マイラーは5月9日に4月29日の往復の予約をあえて入れておいて後日復路を変更するという作戦を取ります。
というかせめてこれをしないと絶対に繁忙期には取れません。
これをブログで裏技と呼んでる人もいますが、裏技でもなんでもなくむしろ正攻法です。
10年くらい前なら裏技だったかもしれませんけどね。
色々書きましたが、要するに355日前からの予約は日本ー欧米の場合はANAの直行のみが予約可能ということことですね。
ちなみにJALは330日前からの予約開始となりますが、考え方は同じです。
乗り継ぎを前提に考えると予約開始日には予約が取れないんです。
355日前から直行便のみを予約するとアメリカ国内線往復と日本国内線の少なくとも片道は自腹で払う必要が出てきますので、悩ましいところです。
いずれにしても私の場合はGWが伊丹発着でANAの国内線部分がブラックアウトにかかりますので予約は取れないのですが、せめて国内線のようにお帰り確約のようなシステムを導入してほしいのですがないでしょうね。
ブログで愚痴は言いたくありませんが、ANAなんて国際線は事実上羽田と成田しか飛んでないわけですから、せめて乗り継ぎで地方在住者に配慮してくれてもいいと思うんですが、本当に東京しか考えていない航空会社です。
まだJALは関空からも東南アジアやロサンゼルスへ飛ばしていますし国内線のブラックアウトもありませんので、まだ配慮があるかなと思いますが、ANAはいつもながら地方切り捨てがひどいもんです。
しかもANAは国内線のマイルにシーズン制を導入するときにブラックアウトをなくすことを条件としていたはずなのに、いつの間にかブラックアウト復活してますしね。
まったくどうなってるんでしょ。
そういうわけで私は基本JAL派なんです。
今回は355日前は見送りとするか、とりあえず国際線部分だけでも押さえておくか悩むところです。
また直前に空席を探すパターンにしようかなー。それとも羽田発着便に期待しようかなー。うーん難しい。
以前に書いた裏技をうまく使えないかなと、もう一度再検討してみたいと思います。