JAL 燃油サーチャージ廃止を正式発表 2016年4月から
JALが国際線の燃油サーチャージの徴収を、4月発券分より廃止すると発表しました。
航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際に6,000円を下回った場合には、燃油サーチャージを廃止するとしており、12月から1月までの2ヶ月平均値が5,163円と6,000円を下回ったことから廃止となりました。
ANAからも近日中に同内容の発表があると思われます。
4月発券分からですので、すでに特典航空券で発券されている方は対象外ではありますが、国際線の第一区間に変更があった場合は燃油サーチャージ差額が戻ってきますので4月以降に変更すれば支払った燃油サーチャージが全額戻ってくることになります。
例えば6月1日発の成田ーロサンゼルスを予約していた場合、往路の成田→ロサンゼルス区間だけ6月2日に変更すれば全額返金されます。
「えー、もうホテルも取ったし変更は無理だよー」
という方も多いと思います。
私も経験ありますが、例えば6月1日の特典枠を確認してまだ座席が余っていれば、一旦別日程にダミーで変更します。その時点で代金は戻ってきますね。
そしてすぐに(JALは同日は変更ができなかったと思われますので翌日)
元の6月1日に戻しますと日程に変更なく燃油サーチャージは戻ってくることになります。
注意点としては4月1日は電話もネットも非常に込みうので変動が大きいことです。
例えば6月1日からダミーで6月2日に変更するとして、翌日に6月1日に戻そうとしたらすでに座席が埋まってしまって取れないという可能性がありますので、4月1日に変更をかける場合は要注意です。
4月1日は年度初めという特殊な日ですので元々ネットも電話も非常に混み合う上に燃油サーチャージも加わりますので大混雑が予測されます。
逆に新規で取ろうとしている人にはとってはチャンスですね。
大幅に座席に変更が生じますので、希望の日程がすでに埋まっている場合でもその日程分が回ってくる可能性が出てきます。
ネットは特に午前中は混み合うと思いますがいいタイミングで確認してみてください。
為替も円高基調ですし、トラベラーにとって今年はマイルを消費する絶好のチャンスとなりそうです。