JAL・ANAの特典航空券のキャンセルがキャンセル料なしで出来る(かもしれない?)裏技
今日のは結構邪道な裏技です(笑)
実は良い子の皆さんはあんまりマネしない方がいいかもしれませんが、私が以前に偶然キャンセルを検討した際に、一度だけキャンセル料免除の申し出があったことから、「あー、そういう方法もあるんだな」と気づいた方法です。
ただしこれは原則国際線限定です。国内線は発券後90日以内の使用と期限が短いのと特典航空券の日程変更の縛りがきついのでちょっと厳しいです。
ですので、以下は原則特典航空券の国際線に使える技だという前提で読んでください。
JAL・ANAの特典航空券のキャンセル料は?
ほとんど横並びのJALとANAですがキャンセル料については微妙に異なってます。
JALは3100円か3100マイルのどちらかを選択することができます。
1名ずつですので予約が1件だとしても2名だと6200円か6200マイル必要となります。
ANAはマイルでしかキャンセル料を支払えませんので、1名3000マイルが必要となります。
JALの方がチョイスがあるのでどちらかと言えばありがたいですよね。
私はJALのキャンセルは3100円でしか払ったことがありません。
1マイル2円くらいの価値としても3100円の方がかなりお得ですからね。
JALもANAもキャンセルは飛行機が出発当日のぎりぎりまでキャンセルが可能です。
ですので、通常の格安航空券や割引運賃に比べても格段に使いやすいことがわかります。
ほぼ運用は普通運賃に近いところが特典航空券の良いところです。
キャンセル料は払いたくない!ですよね?
出来ればしたくないキャンセルですが、ずいぶん前から特典航空券を予約していると、例えば入院や家族の病気、冠婚葬祭など予期せぬ事情でキャンセルせざるを得ない場合が出てきます。
もちろんキャンセル料は払わないといけないんですが、当然出来れば払いたくないですよね?
日本の航空会社はお客様第一ですから、お客様が出発に不安を感じるような状況であれば、お客様都合であっても、キャンセル料を免除してくれるんですね。
例えば先日の熊本の地震の時もそうですし、パリやベルギーのテロの時もそうです。
特段飛行には影響がなくても心理的に飛行機に乗りたくないんではないかと言う状況であれば配慮してくれる場合が多いです。
ただそういった地震やテロは予測が出来ないんですが、自然災害で予測できるものがありますよね?
そう台風です。
台風はだいたい4,5日前からこのあたりに来るかなーと予測が可能です。
ですので、キャンセルしたい特典航空券をそろそろ台風が来そうだなという時期を狙って、あえてそのあたりの日程に変更するんです。
台風の場合は台風自体が飛行機の運行に影響しようがしまいが、台風が上陸しそうだとなった時点でキャンセル料を免除でキャンセルしてくれます。
通常の割引運賃だともともと変更は不可能ですが、特典航空券ならば発券から1年以内ならいつに変更することも可能ですので使える荒技です。
ですので、キャンセルするんだけど、マイルの戻しは慌てていないという状況の時は夏から秋くらいに予約を一旦変更しておいて、天気予報とにらめっこしながら、来週の火曜日くらいに上陸しそうだなとなると、そのあたりの日程に変更しておけば、キャンセル料免除でキャンセルが可能になるはずです。ただ大幅にそれると無理ですけどね。
しかも台風の上陸が想定される日程に空席があればという条件付きになりますので注意が必要です。当然ですが空席がなければ日程変更も出来ませんので不可能です。
ただ例年数回は台風上陸の機会があると思いますので、何度かトライすればうまく行くかもしれません。
私の場合は5,6年前にガチで出発日に台風が当たりそうになりまして、電話で運行状況を確認すると今のところ飛ぶ予定だがキャンセル料は免除でキャンセル可能だと伝えられて、そういう事も可能なんだなと確認した次第です。
結局は微妙に台風はそれて無事旅行には行けたので良かったんですが、出発が遅れたうえ、かなり揺れたので怖かった記憶があります。
まとめ
ちょっとブラックな裏技ですが、正直狙って当てはめるには結構ハードル高いです。
空席状況もそうですし、何よりマイルがすぐに戻ってこないのでキャンセル予定なのにマイルを寝かせておかす必要がありますから、マイルの期限なんかを考えてもそこまで余裕のある人は少ないんじゃないかなと思うからです。
ただ、一応こういう裏技的な方法もあるということを頭に入れておけば、本当に台風や自然災害、テロなどに旅行日程がぶつかった時に役立つかもしれません。
混乱している状況の時って実はちゃんと交渉したもの勝ちみたいなところが、日系に関わらず航空会社っていうのはありますので。
では今日はこのあたりで。