夏休みや年末年始にマイル(特典航空券)の枠を予約する方法・その1
先月になりますがハワイへ家族で行きました。
数多くの国を旅してる私ですが、ハワイは行ったことがありませんでした。
いつでも行けると思うとついつい後回しになるんですね。
家族とですが娘はまだ座席を必要としない年齢なので奥さんと2席をJALのマイルで予約しました。今回もビジネスクラスですが、娘が小さいので直行便で関空発のみという条件でした。
確認していただければわかりますが、ハワイのビジネスクラスの特典枠はほぼ常に満席が続いています。
たとえ閑散期と思われる時期でもほぼ埋まっています。
ただ良く見ればわかりますが、直前になれば結構空席があるんですね。
今回は奥さんが育休中ということを利用して閑散期の1月中旬頃に狙いをつけましたが、去年の6月の時点ですでに1月の全便往復満席でした。
そこで空席待ちをかけましたが以下の点を確認して予定通り第1希望で往復取ることができました。
①空席を待ちをかける際に有償の席が空いているか確認する
往復とも空席待ちをかけることにしましたが、空席待ちをかける際は有償の枠で何席空いているか事前に確認することが大事です。
有償の席が余っていないと特典枠には回ってくることはありませんので、出来るだけ有償の枠が余っている便を選択してください。
例えばニューヨーク便などでしたら早い便の方が埋まりやすいので、午後便を選ぶ。
羽田と成田なら成田の方を選ぶなどです。
同じ到着地に2便ある場合は新しい機材の方が埋まりやすい傾向もあります。
②空席待ちは発券してからかける
次に空席待ちをする時は絶対行かない日でもいいので航空券をダミーの日程で発券してから空席待ちをかけます(希望の日程より先の日程をダミーで予約)
これには2つ理由がありますが、1つは発券している方が乗る意思があると思われ優先的に回してくれる可能性が高いこと。もう一つは発券していると空席待ちが当日まで可能だからです。
発券していないと空席待ちはおおむね2週間前までしかできません。
特典航空券を年末年始・GW・夏休みの繁忙期に取れるときにはギリギリになります。
なので2週間前までで取れることは一般会員ではほぼありません。よってギリギリまで待つ必要があるのです。
それでも待てるギリギリまで待って取れない場合発券したチケットはどうするか。
キャンセルします。JALで3000円ほどANAで3000マイルでキャンセル可能ですので、どうしてもの場合は素直にキャンセル代金を支払いましょう。
このキャンセル代をけちるとなかなか取ることができません。
ちなみにキャンセルは飛行機の出発まで可能ですので、電話さえつながれば当日でのキャンセルもできます。本当にぎりぎりまで待つことが可能です(海外に行くのに当日まで待つ人はいないと思いますが)
ホテルの関係もあるでしょうから、ホテルはキャンセル可能な料金で事前に押さえて、ホテルのキャンセル料がかかるぎりぎりまで待つのが目安かもしれません。
③特典航空券の空き状況は毎日確認しよう
特典航空券の枠はおおむね朝方に更新されることが多いです。
なので、出勤前の7時ごろから9時ごろまでで希望の便を毎日確認してください。
電車の中でスマホで調べるのもいいでしょう。
私の経験ではANA・JAL共にすでに空席待ちの人がいても、コンピューターの自動更新の影響か空席として出ることが良くあります。
なので空席待ち30人と言われたからといって素直に待っているだけでなく、自分の目で毎朝状況を確認してください。有償の枠も確認できればよりグッドです。
例えばその30人が全員2,3名で希望している場合は1名だけ空席として出ることは本当に良くあります。
その際は複数名希望でも先に1名で押さえてください。その方があとの空席待ちにも有利になります(1名取れているのでもう1名をどうしても乗りたいとプッシュしてもらいやすい・残りも1名の方が取りやすい等)
特に2週間を切ると有償枠のキャンセルが出たり、空席待ちをする人がぐっと減りますから(発券していない人の空席待ちがいなくなるから)変動が大きくなります。
私の経験ではGWや夏休みでも2週間前頃から急に空席が出はじめますので、要チェックです。
あとごく稀ですが繁忙期のチャーター便の席を特典枠に開放される場合もあります。
チャーター便に空席が出たからといって空席待ちの人に声をかけてくれるわけではありません。あくまで別便の扱いですので早い者勝ちです。
④行先は柔軟に
行き先がハワイなら変えようもありませんが、例えばアメリカや欧州などでしたら一つの便にしぼらず、ロサンゼルス希望ならサンフランシスコやサンノゼ・サンディエゴの便まで範囲を広げて探しましょう。
ロンドン希望なら欧州行きの便をすべてチェックしましょう。
繁忙期ですから乗り継ぎになってもやむをえないぐらいの覚悟が必要です。
あとは逆にハワイ希望だったけど、バリ島が空いたから今年はバリ島にしようかとか言うのもありかもしれません。
空いたところに行くという姿勢も繁忙期利用のマイラーには必要です。
以上私の経験ですが、すべて実践済みです。
これで過去に毎年繁忙期に夫婦でビジネスクラスやファーストクラスで出かけています。
実践すれば飛躍的に予約できる確率が上がりますので試してみてください。
その他の方法もありますが、それはまた次の機会にお伝えしますので、今日はここまでします。